蓮華蔵山 光福寺（れんげぞうざん　こうふくじ）

鎌倉時代の遺構である土塁に囲まれた約5000坪の敷地内に、四季折々に見頃を迎える花々や紅葉する木々・樹齢数百年の大木が植えられています。その場に立っただけで心癒される空間です。

明治6年に建てられた本堂で、平成5年に修復工事を現在に至っています。10間の威風堂々とした本堂で、ご先祖様が仏法を聞くために大切に護ってきてくださった建物です。法要のほかにも様々なイベント会場で使用したり、法事も行うこともできます。

平成５年に新築された建物で、御門徒に皆様や地域の方々の憩いの場です。30畳の広間はゆっくりとくつろげます。

約３００年前に建てられたお経を納める蔵で、内部に回転式輪蔵があり、回すことが出来ます。
福岡県内に御経堂があるお寺は数か所しかなく、大変貴重な建造物です。

鎌倉時代、光福寺の土地は荘園領主の館があり周りには堀がめぐらされ、土で盛った外壁が360度ありました。現在は南側・西側・北側に見ることが出来ます。

現在の弘法大師堂は1900年建築の建物ですが、その歴史は古く何回も建て替えられたようです。
浄土真宗のお寺になる前、真言宗のお寺時代の名残で、弘法大師にまつわる御堂が今現在までも大切に引き継がれています。

現在光福寺には第一・第二・第三と3つの納骨堂があり、1000軒以上の御門徒の方々が加入されています。現在空がなく、2020年に第一納骨堂を大幅な増設を伴う建て替え工事を行うよう計画を進めています。

故西島伊三雄先生の童画が本堂には襖絵で、門信徒会館には板戸に描かれています。
本堂の襖絵は、お浄土の世界で遊ぶ子ども達、門信徒会館の板戸には四季折々の昔遊びを楽しむ子ども達が描かれています。

真言宗時代に作られた四天王像が門信徒会館にて皆様をお待ちしております。